自己治癒力と潜在意識の関係
今日のテーマは自己治癒力と潜在意識についてです。
心理学の世界では私たちの意識は「顕在意識」と「潜在意識」に分かれていると説明されています。
心理学的にいうと 寝ているときでも臓器は機能してたり、心臓を動かしたり意識しなくても呼吸ができているのは潜在意識の働きです。。
ということは、自己治癒力が発揮できるかどうかも自己治癒力の働き自体が潜在意識の一部とみなすこともできてしまいます。
潜在意識の中には受け入れがたい体験や感情や思考が深い記憶としてしまいこまれているといわれていますが、「インナーチャイルド」といって幼いときの受け入れたくないような心の傷は大人になってからも自己治癒力や「人生のパターン」に大きな影響を与えることがよくあります。
今回7回目のKさんもインナーチャイルドの影響から症状を訴えられているお一人
主訴は慢性の頭痛と吐き気、胸部不快感、膝痛
幼児体験から(傾聴での潜在意識検査、ヒアリングとおして)
「自分は我慢しないと愛情を注いでもらえない」
「ありのままの自分は周囲から受け入れられない」など、
が根底にあります。
トラウマリリースすることで胸部不快感は解消され気持ちが安定しました。同時に膝痛がレベル8⇒2
同時にKさんには「自分は体が弱い」「不健康な方向に向かっている」という思い込みがありますので、その思い込みが状態をますます悪くさせてします。
なぜなら、「思い込み」の情報は大脳辺縁系、大脳皮質から脳下垂体や脳幹に送られ続けますので脳幹や脳下垂体がその情報をキャッチすると自律神経や内分泌系が作用して自己治癒力の機能を下げる
当ホームページ筆頭に「心のストレスの受けやすさが自律神経とホルモン系に作用し・・」と記述しましたが、
症状の原因のほとんどに「間違った思い込み」が潜んでいるということを様々臨床を通して感じます。。
施術に入りますので、続きは又にします。。