感情は筋肉の緊張として現れる
名古屋自律神経整体After magoです。
整体業を始めて、12年になろうとしていますが、未だに、「お仕事は?」と聞かれると、咄嗟的に「自由業です」と言ってしまいます。
【感情】というものが、
症状や痛みと深い繋がりがあり、
どうすれば解放できるのかということを模索している日々。
東洋医学では
感情と内臓は密接に関係し
感情か病気になる1つの原因になると考えられてきました。
また、悲しい、寂しい、怒り、などネガティブなムカついたり泣きたくなるような感情を感じても
表現しないで、ぐっとこらえてしまうことで
感情はエネルギーなので抑圧されると身体の中に溜まっていきます。
それを感じて自覚してもらうために、外部の刺激(過去と同じような事象)に反応して心がザワザワと反応するのです。
感情エネルギーの抑圧 → 心の緊張・内臓が傷つく→ 自律神経がバランスを崩す→
過剰なストレス、無意識に抑圧して溜めこんだ感情などの負の感情(エネルギー)が過多になると、宿っているものが内臓にエネルギーダウンを起こし、不調をおこさせます。
感情や気持ちは【気】=身体を流れるエネルギーで本来り生きていく上で自然に湧いてくる必要なものなのです。
つい怒りや悲しみなどを"悪いもの”と捉え、
避けて無かったことして見ないようにする傾向があります。
怒、喜、思、悲、憂、恐、驚の臓器に宿る
7つの感情を七情といい
肝=怒 (自律神経系)
怒り過ぎると気が上がりすぎて肝を傷め、肝が弱まっているとイライラして怒りっぽくなります。
心=喜 (循環器系、脳の働き)
喜びは気を緩ませますが、高ぶった状態が続くと心に負担がかかり、心が痛むと精神が不安定になります。
脾=思 (消化器系)
思いは過ぎると気がかたくなり、脾が弱ると小さなことに思い悩み、思い込みが激しくなって頑固になります。
肺=憂、悲 (呼吸器系)
深い悲しみを抱え続けると気が落ちて憂鬱になり、肺が弱まると呼吸が浅くなり気持ちを塞ぎ込みやすくなります。
腎=恐、驚 (生殖器系、ホルモン系)
恐れは気を下げ、気を乱し腎を痛め、腎が弱まると小さなことに不安を感じやすくなります。
普段感じやすい感情があればその五臓が疲れている、もしくは体質的に弱い
逆に言うと、その感情を抑えすぎて、その臓器が弱るとも考えられます。
怒り⇆優しさ、憎しみ⇆許し、頑固さ⇆おおらかさ、悲しみ⇆勇気、不安⇆安らぎ
心(感情)は常に変化するものであり表裏一体です。
でも感情の抑圧=気の滞りは身体に現れ、無自覚のうちに筋肉もカチカチになり過緊張、冷えといった症状としても現れます。
感情の解放には運動やヨガや瞑想が推奨されますが
私個人の解放方法は 温泉と登山です。
温度の力を借りて、交感神経を休め、
副交感神経を優位にして、身体の緊張をほどく
ことがポイントだと思います。
特にリラックスして大腰筋や呼吸の時に動く筋肉、横隔膜などを緩めることで過去に辛かった思いや感情が出てきたり、イメージが湧いてくることもあるかもしれませんが
悲しかった、寂しかった、辛かった、ムカついた…
出てきた感情や感覚を否定せずにそのままに感じ、
この感じるということが感情エネルギーの解放につながります。
感じたまましばらくじっと留まっていると、その感情や感覚が変化し、感情が解放され、身体のコリがほぐれて、心身共に楽になっていく…。
つまり、見ないようにして抑圧したから溜まってしまったということです。
「心と身体はつながっている(心身一如)」ので、
感情の抑圧は、身体、筋肉、細胞にも蓄積されていきます。
感情の抑圧に気づき未消化なエネルギーを発散させてあげることで
心と体が緩む
方法は人それぞれなので
それが運動なのか、ストレッチ、ランニング、お風呂…なのか、自分にあったものは何なのかを
見つけることが大切なのかもしれません。
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