パニックと束縛
名古屋自律神経整体After magoです。
心身的にストレスを与えるものを「ストレッサー」といいまして、下記のようなものがあります。
〇心理的
不安、恐怖や焦燥などのマイナスな感情
〇身体的
病気、痛み、疲労や睡眠不足など
〇社会的
引越し、家族が加わる、転勤、社会的な立場の変化
〇物理的
人混み、気圧の変化、騒音、気温
〇化学的
薬害、カフェイン、公害物質、ウィルスなど
体に影響するであろう原因の順に記述しました。
化学的な原因の中の薬害は例外ですが、物理的、化学的なストレッサーのほとんどは「きっかけ」になるに過ぎません。。
根本的原因のメジャーは「感情」ですが、
本人が「原因に気づいていない」ことが多々あります。
問診をさせていただくと、思い当たる症状の原因は
「きっかけ」を述べられる方が大方を占めます。
(例えば、カフェインをとりすぎた、気温のせいで体が冷えた&暑くなった、体の異常etc)
パニック発作を起こす方の例を挙げますと
特定のライフイベントがあったときにパニック発作を起こしたケースでは
ストレスの存在がわかっています。。
また晴天の霹靂があってはじめて、自分はストレス下にあったのだと気づく人と、
そうでない人の差は
幼少時代の「愛着」の差にあるのだと思います。
もうひとつは「平和主義者」であり「自由」であることにとても敏感な側面があるといえます。
パニック症の方は時間や場所に囚われて物理的にも精神的にも身動きが取れなくなることを嫌います。
一般的にいわれる「束縛」というやつです。
束縛は嫌いだが好きなものからは守られたいという思いは
相反していますが、ここにも「愛着」の問題が隠れているのです。
自分の感性で生きたい、「自由」でありたいというアイデンティティがありながら、世間の価値観に当てはめて生きていくと
それに従いつつも、本質は反発し続けます。
パニック症の傾向にある女性にとって束縛は「結婚」で
男性にとっては「家族が増える」ことだといわれるのも、
世間の価値観と本当の価値観の相違なのかもしれません。
特にパニック症の傾向が強い女性は第六感が豊かで共感性が高く外交的、もののあわれがわかるといえます。
反面、臆病で神経質、共感性、感受性が高く不安体質だともいえます。
しかし、これらが実は人よりも吐出して長けた要素を持ち合わせ、決して負の要素ではない ということを
次回 記述したいと思います。