愛着とは本来の生き方を獲得するということ
名古屋自律神経整体After magoです。
現代社会にありふれた悩みや病気の多くに『愛着の問題』が関係しているという事実。。
「不安定な愛着の改善こそが、根本的解決についながる重要な回復因子」ということを説明してきました。
対処療法や現行の精〇分析や認知行動〇法ではなかなかうまくいかない問題も、愛着の視点を取り入れれば、困難な問題ほど、愛着の部分にアプローチすることで
他のアプローチではどうすることもできない、極めて難しいというケースでも劇的ともいえる改善を得ることができます。。
「愛着」は人を不安や脅威から守り、安心と幸福を保証するための仕組みでもありますので
症状の有無にかかわらず、人生を今よりも有意義に喜びや幸福に満ちたものにしたいと思っている人も
『愛着』という不思議な存在について知り、
それを活かして、触れるということは、
とても有意な知識とおもえます。
(参考:岡田尊司著 「愛着障害」)
なぜ、拒否されたり傷つくことに敏感なのか、
なぜ、自分を抑えても周りに合わせてしまうのか、
なぜ、人といることが楽しめないのか
なぜ、心からワクワクすることができなくなったのか
なぜ、損だとわかっわかってても接近してしまうのか
なぜ、自分をさらけ出すことに臆病なのか
なぜ、体が破綻するまで頑張り続けるのか
なぜ、破綻寸前になっても、異変に気づかないなのか
なぜ、生きることが面倒くさいのか
etc
病気の根本原因や人生のターニングは愛着と体得してきた『思い込み』です。
親や周囲に押し付けられた「価値観」や
親側の期待や基準を一方的に押し付けられ、それが当たり前のように応じて生きてきたこと
無関心の親と、、またそれとは逆に過保護・過干渉な親に支配され生きてきたこと
自分の「居場所」や「安全基地」がなければ、自然と身を守るためのことを体得するものです。。
求めたら、与えてくれる存在に対して、子供は安心感を持ち、安定した愛着をつくるようになる。
求めても、与えてくれなかったり、求めていないのに勝手に押し付けたりする存在に対して子供は違和感や不安を抱き、心から信頼した「自分の居場所」を保ちにくいものです。
かたや、親や周囲は一生懸命になっているつもりでも、子供は絶えず苦痛と違和感を強いられ、愛着は不安定なものになる。。
そして、不安的な愛着は大人になろうと老人になろうと、、持続する
愛着の問題はストレス耐性や社会適応力、傷つきやすくネガティブで引きずりやすく、不安を抱えていきやすいことにも大いに影響する
愛着は後天的に身に着けたものにもかかわらず、
その人の行動や情緒的な反応、人格の重要な部分にも作用して、
病気の根本因子は当然のごとく
人生さえも左右する
ですから、愛着モデルにおける回復プロセスは
単に症状や病気の改善ではなく
「その人本来のい生き方を獲得していく」こと
よって、症状はそれに伴って自然と衰退していくものであります。
症状や病気は所詮、それらの枝葉であって、
『気づき』の下に成り立ち、修正されていくものといえます。。