脳波を変える
名古屋自律神経整体After magoです。
先日、意識的に呼気を長くすることで、セロトニンが増え、脳波が変わることをお伝えしました。
ある書籍によると、リズム運動やマインドフル瞑想に集中すると、だんだんと脳波が変わっていきa2波(アルファー2)という特別な脳波が出ることがわかっています。
a2波とは、a波のなかでもその人が何かに集中してて、しかも平常心の状態のときに出る脳波です。
そして、a2波が出てきた人に心理テストをするとネガティブな気分の改善効果が出ることがわかり、血液を調べるとセロトニンの濃度も高なります。
つまり、リズム運動や意識的な呼吸法をすることでセロトニン神経が活性化されて、a2波という脳波を発生させることで痛みや気分が改善されるのです。
当院、自律神経症状を訴える方を観ますと、ほぼ呼吸が浅く速いです。
特に息を長く吐くことが苦手だということは
ずっと体質的に浅い呼吸が横隔膜を介して自律神経のバランスに影響を及ぼしてきたと推測されます。
例えば、不安や緊張、ストレスを感じたとき、息苦しさを覚えやすいですし、嫌な人物が接近すると無意識に呼吸が浅くなるものです。
これも、交感神経が優位に成りすぎているためですが、
この交感神経が高まりすぎた状態もまた、
脳波や神経伝達にさまざまな影響を及ぼしているのです。
(浅くて早い呼吸体質はセロトニンが常に不足している状態でもある。)
「意識的に呼気を長くする呼吸法を10分行うと脳波が変わる」といわれておりますが、
実際、実践しますと脳波はどうかわかりませんが、
確かに体の変化を感じます。
一日、10分で まずは習慣化していきたいと思います。